庭の中でのひとり言 (スタッフブログ)

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2022年5月24日 : 個人庭日記
こんにちは。奈須勇樹です。

 今までブログの更新がまちまちだったのですが、皆様に弊社の作業をもっとよく知ってもらいたいという気持ちから、今後は、お庭のビフォーアフターの写真を掲載することにしました。


 お世話になった全てのお客様のお庭を紹介したいところですが、ありがたいことに多くのご依頼をいただいているため、全てのお客様のお庭を紹介しきれないことを、予めご了承ください。専門用語よりも、一般のお客様に伝わりやすい意味の文章を心掛けているため、専門の方が見れば多少おかしな部分があるかもしれませんがご了承ください。(明らかに間違いな部分はどんどん指摘してください)


 さて、今回紹介させていただくのは数年前からお世話になっているお客様です。住宅街の中でありながらお家を囲むような形でお庭が作られており、施主様のこだわりが一目でわかるつくりとなっていました。


 こちらのお客様は一年に数回ご依頼くださり、その季節に応じたお手入れをさせていただけるので、樹木の状態を見ながら、今回は草刈りと一部の木の剪定をメインに行いました。




 玄関前からお庭へ続く園路です。砂利敷のため、手作業で丁寧に雑草を取り除いていきます。






モミジの枝が少し混んでいたので間引き剪定を行ったところ、下の水鉢の苔が良い感じに見えるようになり、ちょうどよい「間」(ま と読みます)ができ、空間を引き締めることができたと思います。(今後この「間」は頻繁に使っていく言葉です)











 こちらは主庭に続く飛石の道です。わざと角を加工した板石を使うなど、メインの景色ではないところにも遊び心を感じられます。奥のカーブした丸い飛石が、その奥の見えない空間の広がりを想像させます。











 こちらが主庭です。後ろの伸びたカシノキの生垣や雑草の影響で圧迫感があります。要点を抑えながら作業を行うとこのように開放的な雰囲気になります。

 変化に富んだ石組みや中央の砂利の部分が川の流れや池を連想させます。中央部にあるサルスベリがもう少し成長してくれると、灯篭の前に枝を差し掛けることができ、より趣のある景色が作れると思います。


こちらのお庭には大変立派な松の木があるのですが、樹木の状態を見てまた次回のお手入れの時に剪定させていただくこととなりました。石組みとの取り合わせや間(ま)も良い松の木なので、ぜひ楽しみにしてください。



 奈須造園は大きなお庭や坪庭、マンションの植栽管理や公園の樹木の維持管理などそれぞれに最適な管理方法をご提案できます。お庭や植木のことでお悩みやご相談がある方は、お気軽にお問合せください。
2022年5月12日 : 3年ぶりの軽トラガーデンコンテスト
こんにちは、奈須造園の奈須勇樹です。




皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

タイトルにもある通り、ゴールデンウィークの恒例行事であった軽トラガーデンコンテストが、3年ぶりに復活しました。

日本造園組合連合会大阪府支部の関係者様、開催の決断は難しかったと思いますが、開催に踏み切っていただきありがとうございました。お客様も良いものが見れて嬉しかったと言っておられました。


軽トラックガーデンコンテストとは、皆様おなじみの軽トラックの上に庭をつくるというイベントで新型コロナが流行する前まで毎年行われていたイベントです。
(出典:日本造園組合連合会大阪府支部 http://www.zoenren-osaka.jp/contest_nagai_h28.html)


今年は4月29、30日というゴールデンウィーク最初のイベントで気合十分!

さあ!3年ぶりの開催ということで、2日間ともお客さんに楽しんでもらいましょう!!!








1日目






1日目に来てくださったお客様。本当にありがとうございます。現場からは以上です。














2日目



晴れました!!2日間分のお客さんが一度に来ていただけたかの様な大盛況でした!






それでは製作途中の写真をご覧ください。




まずは縮尺を意識して模型を作りました。





その模型をもとに実際に車にシートを置いていきます。



今回は全面的に水を使う予定だったので一面に防水シートを敷きました。







水が溜まることを確認したら、







構造物や石、植木を配置していきます。










若手が相談しあいながら石を置いています。彼らの紹介はまたいずれ。




表面の苔が乾燥しないように内部には水苔などを入れつつ








微調整すれば完成です。











難しかった点や、反省すべき点がたくさん見つかったので、今回出展させてもらえてとても嬉しかったです。



主催者の日本造園組合連合会大阪府支部の関係者様、見に来てくださったお客様、本当にありがとうございました。
2020年7月23日 : 梅雨
こんにちは!奈須造園の山尾です!

今年は梅雨が非常に長く続いていますね。。。
植物にとっては嬉しい季節でしょうが
人にとっては嫌な季節ですね。

色んな種類がありますが
その中でも今回は「クチナシ」を紹介したいと思います^ ^

「クチナシ」はアカネ科クチナシ属の常緑低木です!
お庭や公園など色んな場所で見かける事ができます!
花の色は白く良い香りがします(^^)

甘い優しい香りです!

「クチナシ」の果実は乾燥させると
生薬・漢方薬の原料として利用する事ができます!

そして三大芳香花の一つに数えられる植物です。
日本の多くの「市の花」に選ばれています。

それだけ日本に縁のある植物です!
見かけた際は是非、観察してみてください!

2020年3月26日 : 水やりを効率化するには?
こんにちは!奈須造園の山尾です!

桜の花が少しづつ開花して春の近付きを感じるようになりました!

暖かくなるにつれてお庭の樹木に水やりが必要になってきます。毎日。毎日。水やりをするのは正直、めんどくさい!と感じる方も居られると思います、、、。

そういった、方に最適なのが今回紹介する、【自動潅水機】です!設置して機械の設定をするだけで毎日の水やりの時間が節約できます!



簡単に説明すると自宅のお庭にある散水栓を利用して
機械を設置し、樹木の周りに配線を敷いて水やりをしてくれます(^^)
スプリンクラーと併用すれば芝生の水やりも可能です!



樹木も生き物なので人間と同じで食料が必要です!
植物にとっての食料が水なのです!

夏場も年々、気温が上昇して植物に必要な水分の量も増えてきています。夏場の場合、暑い日中に水やりをすると樹木が弱ってしまう原因になります。
なので朝早くや夜に水やりをする必要があります。
【自動潅水機】を設置することで手間を無くす事ができます!

水やりなどで悩んでる場合は是非ご相談を!
設置から機械の設定まで全て行います!

その他、お庭の事でお困りの際も是非ご相談下さい(^^)
お待ちしてます!!!
2019年3月18日 : 紫の?
こんにちは!奈須造園の山尾です!

少し、早いですが夏前に開花する【ラベンダー】について紹介したいと思います^ ^

【ラベンダー】はシソ科ラヴァンドラ属の半木本性植物です。品種も多く主に5種類あります!!!

その特徴について紹介したいと思います。

①アングスティフォリア系

見分け方としては、幅の細い葉と小さな粒が重なったような花なら、アングスティフォリア系です。この種類は香りが強いので香料としても利用されます。
アングスティフォリア系は冬と寒さに強いです!
夏の暑さには弱いという特徴があります。
北海道のラベンダー畑でよく見かけるのは
このアングスティフォリア系です。





②ラバンディン系

ラバンディン系は大きな花穂と太めの茎が特徴的です!この種類は、生長すると約1mにもなる大型品種なので迫力があります。香りが抜群にいいアングスティフォリア系と、暑さに強いスパイクラベンダーを交配して作られた系統です。
香りはアングスティフォリア系よりツン、とした
クールミントが混ざったようなさわやかさを含みます。





③ストエカス系

ウサギの様な花穂が特徴的でこの花穂をつけるのがストエカス系です。見分けるのが一番簡単な種類のラベンダーです。ちなみに耳のような細い花の部分は苞葉(ほうよう)といいます。香りは薄いながら甘みがあるので、その可愛らしいルックスと共に観賞用としても人気です。暑さには強いですが寒さに弱いのも、ストエカス系の特徴です。





④プテロストエカス系

特徴は切れ込みが入ったレース状の美しい葉です。
その様子からレースラベンダーとも呼ばれています。
香りは特徴的で好き嫌いが分かれます。寒さにとても弱いので、冬場は平地でも室内に取り込む必要があるため庭植えには不向きです。





⑤デンタータ系

「デンタータ」はラテン語で「歯のような」という意味でギザギザとした切れ込みがある葉は、細かい産毛に覆われた歯のようです。花穂の先にフリンジのような苞葉があるのも、デンタータ系の種類の特徴です。
四季性があるので年に2回花を楽しめます。
暑さにも強いので、関東地方での地植えも可能です。





特徴もそれぞれあり多くの品種があり
色々な楽しみ方ができるので良かったらこれを機会に見てみて下さい^ ^